賴惟清旧宅
らいただすがきゅうたく
惟清は山陽の祖父で名を又十郎といい、晩年は亨翁と号しました。紺屋を営むかたわら馬杉亨安のもとで和歌を学び著書に「吾妻紀行」「高角紀行」「芳野紀行」などがあります。その子春水・春風・杏坪は、備後国の儒者菅茶山が「兄弟三人同気宇」と讃えたほどの俊才ぞろいで、長男の春水の子山陽も、よき理解者であった叔父の春風をしばしば訪れています。建物は重層屋根、入母屋造、本瓦葺きの母屋と道路に接する離れ座敷からなり、双方とも塗りごめ造です。裏庭には山陽45歳の時の作品が彫ってある詩碑があります。
江戸時代の商家の特徴でもある極めて厚い塗り込めなど、見どころがたくさんです。
江戸時代の商家の特徴でもある極めて厚い塗り込めなど、見どころがたくさんです。
基本情報
住所 | 〒725-0022 広島県竹原市本町三丁目12-21 |
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電話番号 | 0846-22-4331 |
営業時間 | 見学自由 |
定休日/休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
アクセス | JR呉線竹原駅より徒歩で約20分。 山陽自動車道河内ICより車で約20分。 広島空港より車で約25分。 新港橋バス停より徒歩で約10分。 |
駐車場 | 道の駅たけはら(48台) 新町市営駐車場(47台) |
ウェブサイト | 竹原市 ホームページ |
備考 | 町並み保存地区は貴重な文化遺産であり、個人所有の家々から成り立っています。この町並みで生活されている方々のご迷惑にならないよう、十分ご配慮くださいますようお願い申し上げます。 |